| 2007年1月17日(水) |
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(毎日新聞 - 01月16日 22:00)
放射線医学総合研究所(千葉市)と神戸薬科大(神戸市東灘区)などは16日、阪神大震災(95年1月17日)前に震源地近くで大気中のラドン濃度が異常に上昇していたとする分析結果を発表した。特殊なモデルにあてはめると、発生日を17日前後と予測することにも成功しており、今後の地震予知研究につなげたいという。
地震の前に地下水や大気のラドン濃度が上昇したという報告はこれまでにもあり、地震との関係が研究されてきた。
大震災の震源地周辺は放射性物質のラジウムやラドンを多く含む花こう岩地帯。震源地から25キロ北東に位置する神戸薬科大では、自然放射線監視のため、構内で大気中のラドン濃度を84年1月から常時観測していた。
研究グループはこのデータを分析。93年12月までの9年間の平年値と、震災前のデータを比べると、94年9月ごろから、ラドン濃度が上昇し始め、同12月以降には平年の2倍以上に達した。
さらに、94年9月から12月までのデータを、地震発生までのエネルギーの状態を表すモデルにあてはめると、翌年の1月13〜27日にエネルギーが解放されるという結果が出て、実際に地震が起こった17日が含まれていることが確かめられた。グループでは、大地震の前に起こる微少な地震活動などにより、岩石中にわずかな割れ目ができ、ここからラドンが放出されたと推論している。
放医研自然放射線被ばく研究チームの石川徹夫主任研究員は「(地震が起きると予測されている)断層近くに観測装置を設置してデータをとり、モデルの精度を上げて、地震の予知研究に役立てたい」と話している。【下桐実雅子】
東京大地震研究所の阿部勝征教授(地震学)の話 ラドンと地震との関係は昔から指摘されてきたが、実証性に疑問が残っていた。今回、成功したとしても、他のケースに適用できるかについては、確実な実証とメカニズムの解明が必要だ。
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| 2007年1月16日(火) |
| 幹細胞で脳梗塞の新治療 札幌医大が国内初 発症後2カ月の女性に <1> |
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記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2007年1月15日】
札幌医大の宝金清博(ほうきん・きよひろ)教授(中枢神経治療学)らの研究グループは12日、患者本人の骨髄の幹細胞を使って脳神経細胞の再生を促す国内初の脳梗塞(こうそく)の治療を発症後約2カ月の50代の女性に実施したと発表した。
受精卵を壊してつくる胚(はい)性幹細胞(ES細胞)と比べ倫理的に問題も少なく、拒絶反応が起きない利点がある一方、改善効果の詳しいメカニズムなど解明されていない点もある。国内の脳梗塞の発症者は年間約30万人に達していると言われており、今回の治療で期待した効果が得られるか今後の経過が注目される。
治療を受けたのは昨年11月に脳梗塞を発症した北海道の女性。女性の骨盤から12月下旬に骨髄液を採取し、幹細胞を抽出した。この幹細胞を約2週間かけて培養し、細菌やウイルスに感染していないか検査した上で、12日午前に腕に点滴で投与した。拒絶反応は見られないという。
脳に達した幹細胞から放出されたタンパク質の一種「サイトカイン」が血管や神経の再生を促す。回復が見られるのは数カ月後という。
宝金教授は「脳梗塞の症状を完全に治すことはできないが、生き残った神経細胞の保護や血管の再生を促すことで脳機能の促進が期待される」と話している。
研究グループは昨年10月に治療を行う予定だったが、患者の医学的な条件が整わないとして、治療の実施を延期していた。
▽脳梗塞
脳梗塞(こうそく) 脳の血管に血栓が詰まって酸素や栄養素が供給されなくなり、周辺の脳細胞が破壊される疾病。発作後、可能な限り早く血流を再開させて後遺症を防ぐために、血栓を溶かす「血栓溶解薬」、新たな血栓ができるのを防ぐ「抗血小板薬」などが治療に用いられている。
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| 2007年1月15日(月) |
| 妊娠中の魚油サプリメントの摂取により、児の視覚と手の協調関係が向上することをオーストラリアの研究が示した |
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妊娠中の魚油サプリメントの摂取により、児の視覚と手の協調関係が向上することをオーストラリアの研究が示した
Jennifer Warner
WebMD Medical News
Reviewed By Louise Chang, MD
【12月21日】妊娠中に母親が魚油サプリメントを摂取すると、児の視覚と手の協調関係が向上し、脳の発達が促進される可能性がある。
ω-3脂肪酸に富む魚油サプリメントを妊娠後半期に摂取した女性から生まれた児のほうが、別の種類のω脂肪酸を含有するオリーブ油サプリメントを摂取した女性から生まれた児よりも、幼児期の視覚と手の協調関係が良好であったことが新規の研究で示された。
魚に含まれる長鎖ω-3脂肪酸は脳と視覚の正常な発達に極めて重要であるが、妊婦の食事に魚油を補充することの安全性と潜在的な有益性を調査した研究は少ないと、研究者らは述べている。
「娠期期の最後の20週間に比較的高用量の魚油を補充することは、安全であるだけでなく潜在的に有益な作用を有すると考えられ、さらなる調査が待たれることが、こうした予備的データから示されている」と、西オーストラリア大学の研究者であるJ. A. Dunstan氏らが『Archives of Disease in Childhood』オンライン版に12月21日付けで掲載された研究で述べている。
妊娠中の魚油サプリメントの摂取に関する研究
この研究では、健康な妊婦98例を2群に分け、4 gの魚油サプリメントか4 gのオリーブ油サプリメントのいずれかを、妊娠第20週から分娩まで連日摂取させた。
出生児が2歳半の時点で、研究者らは研究対象幼児の言語能力、視覚と手の協調関係、その他の能力を検査した。
その結果、魚油サプリメントを摂取した母親から生まれた小児はオリーブ油サプリメントを摂取した母親から生まれた小児と比較して、母親の年齢や母乳哺育期間などの他の因子を考慮しても、視覚と手の協調関係についての検査スコアが有意に高いことが示された。
研究者らは、出生時に採取された臍帯血検体中のω-3脂肪酸の高値が、良好な視覚と手の協調関係に強く関連することも見出した。
全般的な言語能力と成長については、有意な群間差は認められなかった。
研究者らは、水銀を含有する魚への懸念から、医薬品級の魚油サプリメントの利用が妊婦の間で普及したと述べている。
この研究の結果から、妊娠後半期の魚油サプリメントの摂取には負の作用がない上に、実際には児の神経発達に有益な作用があると考えられ、さらに研究を進める価値があることが示唆される。
Dunstan, J. Archives of Disease in Childhood, Dec. 21, 2006 online first edition.
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| 2007年1月10日(水) |
| 健康食品 |
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高麗ニンジン食品に残留農薬、4銘柄で基準値上回る
血圧調整などに効果があるとされる高麗ニンジンを主原料とした健康食品の一部で、国の定める残留農薬基準を上回る農薬を検出したと10日、国民生活センターが発表した。
同センターでは、厚生労働省に対し、詳細を調査し適切な指導を行うよう要望した。
同センターでは、高麗ニンジンを主原料とする健康食品18銘柄と、医薬品3銘柄を対象に昨年7〜11月に調査。残留農薬について調べたところ、日本では使用が禁止されている殺虫剤のBHCや抗菌剤のキントゼンが健康食品4銘柄から検出された。加工食品の残留農薬は0・01ppm以下と定めているが、4銘柄すべてでこれを上回り、中には5倍の0・05ppmを検出した銘柄もあった。
また、解熱や血圧下降、疲労回復に効果があるとされる有効成分ジンセノサイドが全く検出されなかった健康食品が1銘柄あった。
同センターでは「原材料にさかのぼり詳細に調べなければ正確な評価はできない」として、業界団体「日本健康・栄養食品協会」や厚生労働省に対し、高麗ニンジンの検査を行うよう要望した。
(2007年1月10日22時11分 読売新聞)
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| 2006年11月22日(水) |
| 気軽に飲んでいませんか? |
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抗生物質投与後に劇症肝炎
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2006年11月22日】
厚生労働省は、感染症などの治療に使われる静脈注射用の抗生物質「セフトリアキソンナトリウム」を投与された50-80代の男女計3人が劇症肝炎で死亡していたと、21日発行の医薬品・医療機器等安全性情報で明らかにした。
死亡報告があったのは2003年に2人、06年に1人。気管支炎の治療や感染症の疑いで投与された。厚労省は薬との因果関係が否定できないとして、添付文書の「重大な副作用」に劇症肝炎を追加するよう、メーカーに指示した。
セフトリアキソンナトリウムは「ロセフィン」(中外製薬)などの商品名で複数のメーカーが販売、年間使用者数は推計で約104万人に上る。
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| 2006年10月3日(火) |
| 現在のトラコーマの治療法は再感染を増やす可能性 |
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現在の治療法は免疫獲得に必要な感染期間を中断し、再感染率を増やす可能性があることがトラコーマ感染者への経時的介入で示唆
Laurie Barclay, MD
Medscape Medical News
Reviewed by Gary D. Vogin, MD
【9月27日】トラコーマ患者のための現在の治療は、免疫獲得に必要な感染期間が中断し、再感染のリスクが増大するという研究報告が『JAMA』9月27日号に掲載された。
「世界保健機関(WHO)は、世界中のトラコーマによる失明を2020年まで根絶するためのSAFE戦略(Surgery for trichiasis; Antibiotics for Chlamydia trachomatis infection; Facial cleanliness; and Environmental improvement)を立てた」と、オークランド小児病院研究所(カリフォルニア州オークランド)のBerna Atik, MD, MPHらが記述している。「各有病率に対して異なった期間の治療を試みる試験が数多く行なわれてきたが、治療最終時点以降に十分な追跡がなされていなかったために、疾患と感染の再発率およびそれらに関与する危険因子が明らかになっていない」。
2000年11月から2003年11月にかけて、ベトナムの3カ所の地域を無作為に選択して縦断的研究を行なった。被験者(n=3,186)のトラコーマを等級付けして、結膜サンプルを採取し、市販のポリメラーゼ連鎖反応(PCR)キットを用いてクラミジアの検出を行なった。この等級付けとクラミジア検査を6カ月毎に繰り返して3年間実施した。
SAFEまたは手術・抗生物質のみ(SA)の対象になっている地域に居住する5歳から15歳までのトラコーマ活動性の小児とその同居家族に対しては、試験開始時と12カ月後にアジスロマイシンを投与した。これらの地域を、手術のみでアジスロマイシンを使用しない対照地域と比較した。主要エンドポイントは、試験の開始時と6、12、18、24、36カ月後のすべての地域における活動性トラコーマおよびクラミジア・トラコマティス感染の有病率と発生率である。上記調査時には、下位群分析として新規感染数、継続感染数、再感染数とそれぞれの危険因子についても調べた。
再感染率を12カ月後と36カ月後とで比較すると、SAFE地域(1000例あたり1.6が29.3に)とSA地域(1,000例あたり5.1が25.3に。P=0.002)では有意に増大したが、手術のみの地域(1,000例あたり13.4が6.7に。P=0.55)では有意な増大が見られなかった。混合効果と一般化推定方程式によるロジスティックモデルでは、36カ月後の再感染のリスクは、手術のみの地域に比べるとSAFE地域(オッズ比[OR] 4.1、95%信頼区間[CI] 1.5-9.8、P=0.005)とSA地域(OR 4.2、95%CI 1.1-17.3、P=0.04)で有意に高かった。
「再感染率が増加していくことから、免疫獲得に必要な感染期間が治療によって中断されるために、時間経過とともに再感染感受性を持つ者の数が増え、疾患有病率が悪化しているのだと考えられる」と著者らは記している。「さらに研究を進めて、F成分やE成分の評価も含めたトラコーマ抑制の最適な戦略を決定する必要がある」。
著者らの開示情報によれば、関連する利害関係はない。この試験は米国立衛生研究所(NIH)の支援を受けている。
JAMA. 2006;296:1488-1497.
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| 2006年10月1日(日) |
| 甘味料キシリトール、犬には危険=米報告 |
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[ニューヨーク 29日 ロイター] シュガーレスの菓子類に広く使用されている人工甘味料キシリトールが、犬の肝臓に障害を起こす可能性があり、場合によっては死に至らせる危険もあると、米国の獣医師らが29日、米獣医学協会(AVMA)のジャーナルで警告した。
この報告を受け、砂糖の代わりとして使用されるキシリトールと肝機能不全など犬の病気との関連を疑う声が強まりそうだ。
報告書を共同執筆したグワルトニー・ブラント氏によれば、犬はキシリトールを少量でも摂取すると大量のインシュリンを放出し、その結果血糖値が下がり、命に危険が生じるという。
同氏は「体重10キロの犬が1グラムのキシリトールを消費した場合でも治療が必要になる」としている。ただ、キシリトールと肝臓への影響を結論付けるにはさらなる研究が必要だとも話した。
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| 2006年9月29日(金) |
| エストロゲン「離脱」が片頭痛を誘発、エストロゲンレベルの上昇には保護効果あり |
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提供:Medscape
月経周期中のエストロゲンレベルの下降が片頭痛発作を誘発するが、このホルモンレベルの上昇には保護効果があるらしいと、新規研究が示唆
Caroline Cassels
Medscape Medical News
Reviewed by Gary D. Vogin, MD
【9月25日】月経周期中のエストロゲンレベルの下降が片頭痛発作を誘発するが、このホルモンレベルの上昇には保護効果があるらしいと、新規研究は示唆している。
月経周期中の片頭痛と毎日の尿中ホルモンレベルとの関連を検討した経時的研究において、片頭痛の発生率がエストロゲン上昇期には低く、エストロゲン下降期には高いことが見出された。
「月経周期ホルモンが片頭痛の誘因として関与していると考える女性が正しいことが判明した」と、本研究の筆頭著者である聖バーソロミュー病院(英国、ロンドン)のAnne MacGregor, MFFPはMedscapeに語った。
この研究は『Neurology』に9月13日付けでオンライン発表された。
片頭痛の誘因
1970年代に少数の女性を対象として行われた早期研究において、「エストロゲン離脱」が片頭痛の誘因であると示唆された。しかし、このデータは限定的な性質のものであったため、更なる検討を行うことが妥当であったと、MacGregor博士は述べた。
ホルモンレベルと片頭痛との関連をより良く理解するため、MacGregor博士らのチームは、シティー・オブ・ロンドン片頭痛クリニックを受診している女性を試験に登録し、純粋な月経時片頭痛または月経に関連した片頭痛を有する女性を同定した。
純粋な月経時片頭痛は、3回の月経周期のうち2回以上において月経開始日(±2日)に片頭痛が発生し、周期のそれ以外の時期には片頭痛がない場合と定義した。
月経に関連した片頭痛は、1カ月に最大4回の片頭痛発作があり、そのうち1回は月経開始日(3回中2回以上の月経周期において±2日)に発生した場合と定義した。
3回の月経周期にわたり、女性の尿検体を毎日採取してエストロゲン-3-グルクロニド(E1G)を分析し、片頭痛発作を記録した。
新しい研究手法
研究者らは、月経周期を卵胞期、排卵期、および黄体期という標準的な3つの期間に分ける代わりに、各月経周期をエストロゲンの上昇期と下降期に分けた。その結果、エストロゲン上昇期が2回(1回目は卵胞期前期、2回目は黄体期前期)、およびエストロゲン「離脱」期が2回(1回目は黄体期前期、2回目は黄体期後期)存在した。
「従来、研究者らは、卵胞期、排卵期、黄体期、および月経期と関連させて、月経周期中の片頭痛について研究してきたが、これらの各々にエストロゲンレベルの上昇期と下降期が含まれる可能性がある。我々は、ホルモンの影響を検討したいのなら、関連を確立する確実な方法として、月経周期の各期とは関係なく、特にエストロゲンの上昇期と下降期を調査すべきだと、判断した」と、MacGregor博士は述べた。
すべての被験者が片頭痛日誌をつけ、通常の片頭痛治療を継続した。研究対象となった女性の中に、ホルモン避妊法、ホルモン補充療法、またはその他のホルモン治療を研究開始前6カ月以内または研究期間中のいずれかの時点で使用した女性はいなかった。
合計38例の女性が最終解析の対象となり、その平均年齢は43歳であった。これらの女性の87%が35歳以上であり、29%が45歳以上であった。
保護効果
片頭痛の発生率が最も高かったのは月経開始前3日間であり、これはE1Gレベルの下降と相関しており、1日中出血があった最初の日とその前日に、月経周期のそれ以外のすべての時期と比較して、片頭痛発生率のピークが認められた。更なる解析を行った結果、「エストロゲン離脱」に関連した片頭痛発作は、周期のそれ以外のすべての時期の発作よりも重症であり、嘔気および嘔吐を伴っていたことが明らかになったと、MacGregor博士は述べた。
興味深いことに、E1Gが上昇し始めると片頭痛の発生率が下降し始めるという、これまで報告されたことのない知見が得られたと、MacGregor博士は述べた。
「エストロゲン『離脱』を片頭痛の誘因とする仮説が確認されたことは意外ではなかったが、エストロゲンレベルを上昇させることによって、片頭痛に対する何らかの保護効果が得られるようであるとわかったことは驚きであった」と、MacGregor博士は話した。
この研究は、エストロゲン離脱発作の存在を確認することが重要であることを示唆しており、それはより積極的な対症療法を必要とする可能性があるからである、とMacGregor博士は付け加えた。予測可能な発作を予防するための選択肢を開発する重要な機会でもあると、同博士は語った。
MacGregor博士らは現在、エストロゲン補充が「エストロゲン離脱」およびそれに続く片頭痛を防止する能力について評価中である、と同博士は述べた。
「同様に、月経周期の一部としてのエストロゲン離脱によって生じる片頭痛が、外因性エストロゲンからのエストロゲン離脱によって誘発される発作と同じものかどうかを明らかにする必要がある」と、同博士は語った。
Neurology. Published online September 13, 2006.
Medscape Medical News 2006. (C) 2006 Medscape
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| 2006年9月29日(金) |
| ワクチン接種で4人後遺症 昨年度、インフルエンザ |
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記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2006年9月29日】
厚生労働省は28日、インフルエンザワクチンの接種による副作用が疑われる症例として、2005年度は102人報告され、うち4人で感覚障害などの後遺症があったと発表した。
死亡も3人いたが、専門家による検討会は2人を「因果関係は評価できない」、1人を「因果関係なし」と認定。同省は「新たな安全対策の必要はない」としている。
05年度のワクチンの出荷本数は推定で約1932万本。副作用が疑われる症状は、肝機能障害が14件、発疹(はっしん)が11件、ショック・アナフィラキシー症状が10件、発熱が10件などだった。
後遺症は(1)10歳未満の少年が急性脳症となりリハビリ(2)10歳未満の少女で注射部位が傷あとに(3)70代女性がギラン・バレー症候群で入院(4)20代女性が白質脳脊髄(せきずい)炎で筋力低下や感覚障害に-の4人。
検討会は(2)について接種との因果関係を認め、ほかの3人は因果関係が否定できないとした。
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| 2006年7月27日(木) |
| タバコの煙にはタバコそのものよりもダイオキシンが含まれる |
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| 2006年7月10日(月) |
| 刺鍼で変形性膝関節炎による疼痛が改善する可能性 |
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伝統的中国刺鍼法の経穴を用いるかどうかにかかわらず、刺鍼で変形性膝関節炎による疼痛が改善することがランダム化臨床試験で示された
Laurie Barclay, MD
Medscape Medical News
Reviewed by Gary D. Vogin, MD
【7月5日】伝統的中国刺鍼法(TCA)の経穴を用いるかどうかにかかわらず、刺鍼で変形性膝関節炎による疼痛が改善することを示したランダム化臨床試験の結果が、『Annals of Internal Medicine』7月4日号に掲載されている。
「刺鍼が普及しているにもかかわらず、その疼痛緩和における有効性のエビデンスは未だにはっきりとしていない」と、ハイデルベルク大学(ドイツ)のHanns-Peter Scharf, MDらは述べている。「変形性膝関節炎では治癒が得られないため、ガイドラインの多くは、人工膝関節全置換が適応となるまで複合的な薬理学的治療を勧めている」。
2年以上の刺鍼の経験を有する施術者320人が勤務する315カ所のプライマリケア診療所で、変形性膝関節炎による慢性疼痛が6カ月以上認められる患者1,007例を、最高6セッションの理学療法と抗炎症薬の適宜投与に加えて10セッションのTCAを行う群、10セッションの擬似刺鍼を行う群、6週間以内に医師による診療を10回受ける群のいずれかに無作為に割り付けた。
いずれの患者も登録時点において米国リウマチ学会(ACR)の変形性膝関節炎の判定基準を満たし、Kellgren-Lawrenceスコアは2または3であった。初回治療が部分的に奏効しているとみなされた場合は、患者はさらに5回まで治療セッションまたは診療の追加を要請できた。主要評価項目は26週間後にウェスタン・オンタリオ大学とマクマスター大学の変形性膝関節炎の指標(WOMAC)のスコアが36%以上改善していることを奏功と定義した奏効率であった。副次的評価項目は、WOMACスコアと患者の全般的評価(global patient assessment)であった。
奏効率は、TCA群が53.1%、擬似刺鍼群が51.0%、保存療法群が29.1%であった。保存療法と比較した場合のTCAの相対リスクは1.75(95%信頼区間[CI] 1.43-2.13)、保存療法と比較した場合の擬似刺鍼の相対リスクは1.73(95% CI 1.42-2.11)であった。TCAと擬似刺鍼とに差は認められなかった(相対リスク1.0、95% CI 0.87-1.17)。
「理学療法と抗炎症薬の適宜投与と比較して、TCAまたは擬似刺鍼を追加することにより、26週間後のWOMACスコアが大幅に改善した」と、著者らは述べている。「TCAと擬似刺鍼とに統計学的な有意差が認められなかったことから、確認された差はTCAの原理に従った施術かどうかとは無関係で、プラセボ効果、施術者の接触強度の差、あるいは穿刺による生理学的作用によって生じていることが示唆される」。
試験の限界には、刺鍼と従来の治療法の盲検化が行われていないこと、治験実施計画書を遵守した刺鍼が行われているか監視できなかったこと、施術者と患者の接触強度が保存療法群では一般的に低いこと、が挙げられる。
「刺鍼の作用機序は未だ不明ではあるが、今回の知見は、変形性膝関節炎による疼痛と機能制限が認められる患者の複合的治療において、刺鍼が果たしている役割を支持するものであると我々は考えている」と、著者らは結論している。「刺鍼により保存療法を改善できるとともに、鎮痛薬の使用を低減できると考えられる。本試験で確認された刺鍼の作用の機序が、穿刺による生理学的作用によるものなのか、施術者の接触強度によるものなのか、あるいはプラセボ効果によるものなのかを判定するには、さらなる検討が必要である」。
著者らの一部は、以下の団体から助成金による支援を受けたことを公表している。Consortium of Allgemeine Ortskrankenkassen, Betriebskrankenkassen, Innungskrankenkassen, Bundeshnappschaft, Landwirtschaftliche KrankenkassenないしSee-Krankenkassen。
Ann Intern Med. 2006;145:12-20
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| 2006年7月10日(月) |
| 小腸の細胞で病原菌感知 免疫利用の治療開発に道 |
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記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2006年7月10日】
食べ物と一緒に体内に入るサルモネラ菌などの病原菌を感知し、異物を攻撃する免疫反応を活性化させる細胞が小腸にあることを突き止めたと、審良静男(あきら・しずお)大阪大微生物病研究所教授らが米科学誌ネイチャー・イムノロジー(電子版)に10日、発表した。
グループの植松智(うえまつ・さとし)助手は「この細胞の性質を詳しく調べると、がんやアレルギー性疾患の治療法開発につながると思う」と話している。
植松助手によると、異物を感知するセンサーとなるTLRというタンパク質のグループがあり、このうち細菌のべん毛に含まれる成分を感知するTLR5が小腸内部にある特定細胞に多いことが分かった。マウスの実験で、この細胞が病原菌を認識し、免疫反応が活性化することを確かめた。
別のTLR4というタンパク質は、病原菌だけでなく無害な腸内細菌も認識、免疫を活性化させるが、小腸にあるこの細胞にはTLR4が少なかった。この細胞は、腸内にいるたくさんの菌の中から、べん毛を持つ病原菌だけを認識しているらしい。
腸内で消化や吸収を助ける善玉菌を免疫システムがなぜ攻撃しないかは分かっていなかった。その解明の手掛かりになるのではないかという。
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| 2006年7月1日(土) |
| ◇糖尿病患者は心血管疾患の高リスク状態に15年早く到達するRelation between age and cardiovascular disease in men and women with diabetes compared with non-diabetic people: a population-basedretrospective cohort study. The Lancet 2006; 368:29-36 |
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年齢に関わらず、成人の糖尿病患者は心血管疾患のリスクが高いと考えられています。 この文献は、カナダのオンタリオの住人を対象にした集団ベースのレトロスペクティブコホート試験により、糖尿病患者が心血管疾患の高リスク状態を発現する年齢を調査した結果を報告しています。 調査の結果、糖尿病ではない人に比べて糖尿病患者の方がより若い年齢で心血管疾患の高リスク状態に移行しました(その平均年齢差は14.6年)。 糖尿病の男性と女性が急性心筋梗塞、脳卒中、死の高リスク状態になる年齢はそれぞれ47.9歳と54.3歳でした。 冠動脈・頚動脈血管再開通術を含むより広範な心血管疾患に範囲を広げた場合、糖尿病の男性と女性が高リスク状態になる年齢はそれぞれ41.3歳と47.7歳でした。 この結果から、糖尿病であることは、心血管疾患の高リスク状態に達するまでの期間を15歳分“先取り”していることに等しいと考えられました。しかしながら、全般的に、40歳以下の若い糖尿病患者の心血管疾患のリスクは高くないようでした。 心血管疾患のリスクを低下させることが必要な糖尿病患者を同定する時には、糖尿病患者の年齢も考慮すべきと分かりました。
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| 2006年6月21日(水) |
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新種の汚染物質を検出 摂南大、市販の魚から PCBに似た臭素系化合物(1)
記事:共同通信社
提供:共同通信社
毒性が強く世界的な環境汚染が問題になったポリ塩化ビフェニール(PCB)と似た新種の臭素系の汚染物質が、市販の魚の中に蓄積していることを、摂南大学薬学部の太田壮一(おおた・そういち)助教授らのグループが19日までに、世界で初めて確認した。
ダイオキシン類対策特別措置法の毒性評価対象になっているコプラナーPCBという物質と構造や毒性が類似。その汚染は食品経由での人体への影響評価の際に考慮すべきレベルに達している可能性があるという。
20日から仙台市で開かれる環境化学討論会で発表する。
この物質は、コプラナーPCBに含まれる塩素の一部が臭素に置き換わった物質で「塩素・臭素化ビフェニール(PXB)」と呼ばれる。
あるスーパーで市販されていたサバ、イワシ、天然ハマチ、養殖ハマチについて、4種類のPXB濃度を分析したところ、すべてのサンプルから4種類のPXBが検出された。
毒性が最も強いダイオキシンの毒性に換算して評価した暫定の毒性換算値(TEQ)は、脂肪1グラム当たりサバが平均14ピコグラム(1ピコは1兆分の1)、イワシが同3ピコグラム、天然ハマチが同21ピコグラム、養殖ハマチが同19ピコグラム。この4種類だけで、コプラナーPCB12種類の総濃度に匹敵する濃度だった。
太田助教授は「PXBの毒性も考慮すれば、国が定めるダイオキシン類の耐容1日摂取量(体重1キロ当たり4ピコグラム)をオーバーする可能性が出てくる。食品や環境汚染の実態解明や発生源の解明が急務だ」と話している。
=コプラナーPCB=
コプラナーPCB 電気製品に広く使われた有機塩素化合物、ポリ塩化ビフェニール(PCB)のうち、ダイオキシンに化学構造が似た種類の総称。免疫を低下させ、奇形を誘発するなどダイオキシンと似た強い毒性があるとされ、ダイオキシン類対策特別措置法で規制対象となっている。食物摂取により人体に蓄積されると考えられており、母乳からの検出が報告された例がある。
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| 2006年6月9日(金) |
| 妊娠第1期のACE阻害剤使用は重大な先天性奇形を引き起こす |
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2006-06-08 - 胎児病のリスク増大のため、妊娠第2期、第3期でのアンジオテンシン転換酵素 (ACE) 阻害剤投与は禁忌となっています。一方、妊娠第1期のACE 阻害剤使用と致死的な副作用の関連は認められていません。 (4 段落, 368 文字)
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| 2006年6月5日(月) |
| 白血病の発症3倍以上に 原爆投下日の入市被爆者 |
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記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2006年6月5日】
原爆投下後、家族を捜す目的などで2週間以内に爆心地付近に入った広島の「入市被爆者」の中で、投下当日の8月6日に入市した男性の白血病発症率が、通常よりも3倍以上高かったことが4日、分かった。鎌田七男(かまだ・ななお)・広島大名誉教授が、同日長崎市で開かれた「原子爆弾後障害研究会」で発表した。
鎌田名誉教授は「白血病発症への放射線の影響を否定できないことが分かった」としており、今後、放射線と別のがんとの関係を解明する鍵となりそうだ。
調査は、1970-90年の間に広島大原爆放射線医科学研究所などで診察を受けた、広島への入市被爆の白血病患者113人について、入市時期別に検討した。
このうち、6日に入市被爆し発病時広島市に住んでいた男性は15人だった。全国の白血病発生率を年齢構成別に広島市の人口に当てはめた場合、白血病が起きるのは4.36人という計算になり、少なくとも3.44倍高かった。女性も2.66倍に上った。
また、6日に入市した白血病発症者の染色体には切断などの異常が多いことも判明した。
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| 2006年6月5日(月) |
| ディーゼル粒子で子に病変 妊娠中の母吸入で |
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記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2006年6月5日】
ディーゼル排ガスに含まれる粒子を妊娠中に吸わせたマウスから生まれた子の小脳に、特定の細胞が死ぬなどの病変が多く起こっていることを、東京理科大の武田健(たけだ・けん)教授、栃木臨床病理研究所の菅又昌雄(すがまた・まさお)所長らのグループが突き止めた。
グループは「人でも妊娠中にディーゼル粒子を吸うと、胎児の脳や神経に悪影響が出る恐れがある」と警告している。カナダ・モントリオールで開かれる国際小児神経学会で15日発表する。
妊娠中のマウス20匹を使って実験。10匹に一立方メートル当たり0.3ミリグラムのディーゼル粒子を含む空気を1日12時間、2週間続けて吸入させる一方、残る10匹にはきれいな空気を吸わせ、生まれた子の脳を顕微鏡で比較した。
粒子を吸わせたマウスの子は、脳の血管などに粒子が沈着。プルキンエ細胞という小脳細胞の一種に細胞死(アポトーシス)が多数発生し、きれいな空気を吸ったマウスの子に比べ、プルキンエ細胞の数が目立って少なかった。
菅又所長は「今回見つかったのと非常によく似た病変が、自閉症と診断された人の脳で報告されている」と指摘、関連を調べている。
グループは昨年、排ガスに含まれる超微小粒子(ナノ粒子)が母体から移行して脳や精巣に沈着、周囲の細胞に変性がみられることを報告している。
菅又所長は「生まれたマウスの行動への影響や、ディーゼル粒子から体を守る方法の研究を進めたい」と話している。
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| 2006年6月2日(金) |
| 10代の若者には1本のタバコでも喫煙のくせがついてしまうかもしれない |
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わずか1本でも若者に喫煙させないことが重要
Miranda Hitti
WebMD Medical News
Reviewed by Ann Edmundson, MD
【5月25日】11歳の時にわずか1本でも喫煙すると、14歳の時点までに喫煙が習慣化する可能性が高いことが新規の研究で示された。
「試しに吸ってみる1本のタバコであっても子供が吸うのを防ぐことが重要な目標であるかもしれない。また、このような喫煙防止策は、ごく低年齢の小児を重点対象とすることで有効に実施可能と考えられる」とロンドン大学ユニバーシティ・カレッジのJennifer Fidler, PhDらは記している。
Fidler博士らは1回の喫煙が「sleeper effect」を発揮する可能性、つまり、1本のタバコを吸った若者には喫煙が特に習慣化しやすい時期がある可能性についても言及している。
この研究はCDC報告に続いて発表されたものであり、CDC報告では、世界各国の生徒(15-17歳)約10名中2名がタバコ製品(9%は喫煙者、11%は他のタバコ製品を使用)を現在使用中と報告していることが示されている。これらのデータは、CDCの疫学週報『Morbidity and Mortality Weekly Report』5月26日号に発表されている。
喫煙歴の浅い若年喫煙者
Fidler博士らは、ロンドンの36校に所属する生徒5,800名以上について調査した。
研究は、生徒の年齢が11歳の時に開始され、16歳時に終了した。研究対象集団の人種および収入はさまざまであった。
生徒は、毎年、喫煙経験の有無、また喫煙している場合はその頻度に関する調査に回答した。また、生徒から唾液検体の提供を受け、ニコチンの化学マーカーであるコチニンについて検査した。
生徒は、いずれの検査においても参加を拒否できた。5年の全期間にわたって完全なデータが得られたのは約3分の1であり、Fidler博士らの研究チームはこれらの生徒2,041名に注目した。
これらの生徒が11歳の時、1本だけタバコを吸ったことがあると報告したのは、206名であった。11歳の時にまったくタバコを吸ったことがないと報告した生徒に比べ、これらの生徒では、14歳までに喫煙が習慣化する確率が2倍高かった。
「sleeper effect」
「われわれの結果では、タバコ1本の喫煙を経験してから(1回だけタバコを吸ってみてから)、喫煙が習慣化するまでの過程には、最高3年間を要することが示された」とFidler博士らは記している。
「しかし、われわれの研究では、最初にタバコを1本だけ試してから、喫煙が習慣化するまでの間には、長い休眠期間(喫煙が報告されない期間)がある可能性も示されている」とFidler博士らは続けている。
この休眠状態は「『sleeper effect』と呼ぶことができるかもしれない。つまり、この期間中は、喫煙が習慣化しやすい個人的傾向または感受性が認められるが、その後のきっかけがなければ喫煙が表在化しない可能性もある」と研究者らは示唆している。
この「sleeper effect」が生じる理由は明らかでないが、Fidler博士らは考えられる3つの説明を挙げている。
・1本のタバコを吸うことで生物学的な準備がなされ、喫煙が習慣化しやすくなる。
・最初の1本のタバコを吸うことで、喫煙に対する社会的バリアが打ち破られる。
・ある特定の状況では、性格特性によって、1回限りの喫煙が習慣的な喫煙へと進展する。
研究の限界
研究者らはこの研究の限界をいくつか指摘している。
研究参加者は思春期の若者だけであり、今回のデータでは、この知見が成人にもあてはまるかどうかは不明である。
また、生徒が喫煙習慣を正確に報告しなかった可能性がある。しかしながら、Fidler博士らの研究チームは、思春期の若者による喫煙習慣の報告は概ね信頼できることが以前の研究で示されている、と指摘する。
また、Fidler博士らの研究チームは、本対象集団の社会的および人種的な多様性が高いものの、今回の知見が他の生徒集団にも当てはまるかどうかは確かでない、としている。
最後に、本研究では、さらに若い小児について検討していない。「sleeper effect」の期間が11歳より以前に始まっている可能性がある。
若年小児および若年成人を対象とする研究をさらに実施すれば、一部の若者が1回限りの喫煙者から習慣的な喫煙者へと進展する過程の解明に役立つと考えられる、とFidler博士らは述べている。
Fidler, J. Tobacco Control; June 2006, vol 15: pp 205-209. CDC, Morbidity and Mortality Weekly Report, May 26, 2006; vol 55: pp 553-556. News release, BMJ Specialist Journals. News release, CDC.
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| 2006年5月23日(火) |
| 無題 |
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ビタミンEはBcl-xLを阻害して前立腺癌細胞に細胞死を誘導する
ビタミンEコハク酸は、Bcl-xLを阻害して前立腺癌細胞に細胞死を誘導していると分かりました。
コデインにCOPD患者の咳止め作用はない
慢性閉塞性肺疾患患者21人を対象にしたプラセボ対照クロスオーバー臨床試験で、咳止め薬・コデイン(codeine)にCOPD患者の咳止め作用はないという結果となりました。
変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)は静かに感染を拡大しているかもしれない
これまで、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)に罹った人のプリオンタンパク質遺伝子(PRNP)のコドン129はホモ接合のメチオニンでしたが、新たな遺伝子解析の結果から、コドン129がホモ接合のバリンの人もvCJDに感染する可能性があると分かりました。
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| 2006年5月23日(火) |
| 無題 |
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2006年5月23日2006年5月22日2006年5月21日2006年5月20日2006年5月19日2006年5月18日2006年5月17日2006年5月16日2006年5月15日2006年5月14日2006年5月13日2006年5月12日2006年5月11日2006年5月10日2006年5月9日2006年5月8日2006年5月7日2006年5月6日2006年5月5日2006年5月4日2006年5月3日2006年5月2日2006年5月1日2006年4月30日2006年4月29日2006年4月28日2006年4月27日2006年4月26日2006年4月25日2006年4月24日2006年4月23日
空中散布自粛を要請へ 群馬県、有機リン系農薬
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2006年5月23日】
群馬県は22日、無人ヘリコプターを使った有機リン系農薬の空中散布を自粛するよう県内の農協などに要請する方針を固めた。
有機リン系農薬の使用や、農薬の空中散布は法律で規制されていないが、空気中の有機リン系農薬を吸い込むことで呼吸器などに被害を及ぼす恐れがあることに配慮した。散布が始まる6月上旬にも要請する方向で調整中という。
小寺弘之(こでら・ひろゆき)知事は同日の記者会見で、有機リン系農薬の慢性毒性の可能性について、健康問題として研究を始めていることを明らかにした。
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| 2006年5月23日(火) |
| みみず |
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2006年5月23日2006年5月22日2006年5月21日2006年5月20日2006年5月19日2006年5月18日2006年5月17日2006年5月16日2006年5月15日2006年5月14日2006年5月13日2006年5月12日2006年5月11日2006年5月10日2006年5月9日2006年5月8日2006年5月7日2006年5月6日2006年5月5日2006年5月4日2006年5月3日2006年5月2日2006年5月1日2006年4月30日2006年4月29日2006年4月28日2006年4月27日2006年4月26日2006年4月25日2006年4月24日2006年4月23日
生殖器も完全に再生 ミミズの一種、断片から (1)
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2006年5月23日】
ヤマトヒメミミズという体長約1センチの小さなミミズの体をばらばらにし増殖させると、どの断片にも精巣や卵巣といった生殖器ができる能力があり、完全に再生するとの実験結果を高橋淑子(たかはし・よしこ)奈良先端科学技術大学院大教授(発生生物学)らがまとめ、米科学誌カレント・バイオロジーに23日、発表した。
体全体に精子や卵子のもとになる前駆細胞が分布しており、細胞は体が寸断されると増殖、体が再生した部分に集まり、新たな生殖器が形づくられた。
生殖細胞が体内を移動するのは、脊椎(せきつい)動物の発生過程で生殖器ができるときと同じ現象で、生殖医療への応用につながる可能性があるという。
このミミズは60-100の節からなる環形動物。分裂して無性生殖するが、飢餓状態など特定の条件下では頭部から7、8番目の節に精巣と卵巣をつくり有性生殖する。
高橋教授らはミミズを切断し、7、8番目の節を含まない断片から再生する様子を観察。切断面に最も近い節にある生殖細胞の前駆細胞が増殖し、再生中の体細胞に移動。有性化の条件を与えると、生殖器ができた。
高橋教授は「脊椎動物の生殖細胞が再生する仕組みは全く分かっていなかった。解明につながる手掛かりだと思う」と話している。
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| 2006年5月23日(火) |
| 無題 |
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200人中35人に石綿病変 ニチアス工場の周辺住民
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2006年5月23日】
建材メーカー、ニチアスの王寺工場(奈良県王寺町)と子会社の竜田工業(同県斑鳩町)が実施した健康診断で、受診した周辺住民202人のうち35人が、アスベスト(石綿)を吸ったことが原因とみられる胸膜肥厚斑や肺線維症と診断されていたことが、23日分かった。
健診を担当した国立病院機構奈良医療センターの田村猛夏(たむら・もうか)副院長(呼吸器内科)によると、診断は昨年7月から実施。元従業員や周辺住民ら計787人が受診し、612人は再検査した。
周辺住民は30-80歳代の35人に胸膜肥厚斑を確認。うち1人は肺線維症も患っていた。
胸膜肥厚斑は胸膜が部分的に厚くなる病変。それだけで肺の働きに影響はないが、石綿を吸った人に特徴的に現れる症状で、両社の石綿が周辺地域にも飛散していたことを裏付けるという。
肺線維症は肺組織が固くなり、呼吸しづらくなる。
田村副院長らは6月、日本呼吸器学会で発表する。
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| 2006年5月19日(金) |
| 怖そうな話 |
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A型ボツリヌス毒素で大うつ病を治療できることが小規模な症例集積研究で示唆され、筆頭著者はこの適応について特許を出願した
Laurie Barclay, MD
Medscape Medical News
Reviewed by Gary D. Vogin, MD
【5月16日】A型ボツリヌス毒素を注射することで大うつ病を治療できるという小規模な症例集積研究の結果が、『Dermatologic Surgery』5月号に掲載された。
「大うつ病は、ありふれてはいるが重篤な疾患で、ルーチンの薬理療法や精神療法に抵抗性を示すことがある」と、皮膚美容外科協会(メリーランド州グリーンベルト)およびシェビーチェイス美容センター(メリーランド州)のEric Finzi, MD, PhDとErik A. Wasserman, PhDは述べている。「顔の表情が感情という主観的な体験の原因的役割を果たす場合があることを示唆する、多数のエビデンスが存在している。我々は小規模な非盲検予備試験を行い、うつ病との関連がしばしば認められる険しい表情を抑制することで、抑うつ症状を改善できるか検討した」。
『精神障害の診断・統計マニュアル第4版(DSM-IV)』の、薬理療法または精神療法に抵抗性の進行中の大うつ病に関する診断基準に適合した計10例の患者を対象として、眉間のしわにA型ボツリヌス毒素を投与する前にベックうつ病質問票II(BDI-II)による評価を行った。
2カ月後、すべての患者について、BDI-IIを用いて臨床的に再評価を行った。10例中9例がうつ病から回復し、10例目の患者では気分に改善がみられた。
「これらの知見は非常に有望であり、ボトックスにはわれわれの予期しない形で作用する能力があることを示している」と、米皮膚科手術学会の次期会長でありCarruthers Dermatology社社長(カナダ、ブリティッシュコロンビア州バンクーバー)のAlastair Carruthers, MDはニュースリリースで述べている。「これらの予備試験の結果が、うつ病の治療におけるボトックスの役割を明らかにするために実施される、より大規模な研究の基礎を築いていることは励みになる」。
Finzi博士は、うつ病の治療にA型ボツリヌス毒素を用いる方法について特許を出願した。
付随する解説で、Carruthers博士とMarilynn Hammond, MD(アラバマ州ダフネ)は、この報告を「興味深い」と称している。しかし、適切な対照を置いていないため、この報告は事例報告と判断せざるを得ないと述べている。このほかの方法論的弱点として、経過観察期間が限られていること、ランダム化が行われていないこと、盲検評価が行われていないこと、試験対象者が少ないこと、抑うつ症状が自己申告されていて2次性利得の可能性を有すること、が挙げられている。
「Charles Darwin氏が実施した先行研究では、顔の筋肉と皮膚の動きによって、気分と感情に影響が及ぶ場合があることが示唆されている」と、Carruthers博士は述べている。「したがって、そうした筋肉を弛緩させることによって、うつ病性障害を軽減することが可能である」。
しかしながら、うつ病をボトックスで治療した患者の評価は、美容目的でボトックスを使用した患者とは分けて行うべきである、とCarruthers博士は述べている。「若々しい容貌を維持するには、通常、ボトックスを4-6カ月毎に投与する必要があるが、医療目的で同剤を利用する患者は、主治医と協力してうつ病の諸症状を監視する必要がある」と、同博士は述べている。「そうした症状が増加し始めたらすぐに、ボトックスによる治療を実施すべきである」。
Dermatologic Surg. 2006;32:645-650
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| 2006年5月19日(金) |
| 無題 |
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脳の活動正確に把握 水分子のゆっくり動きで
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2006年5月19日】
脳細胞の周辺にある水の分子のゆっくりとした動きを磁気共鳴画像装置(MRI)でとらえ、従来より正確に神経活動を把握する手法を開発したと、京都大の福山秀直(ふくやま・ひでなお)教授(神経内科)とデニス・ルビアン客員教授が18日、発表した。
これまでは神経活動が高まった場合に、その機能に関係する脳の部位で血流が増加する様子を撮影、活動を分析していた。だが、血流は脳の活動よりも遅れて変化し、検出に時間がかかるなどの課題があった。
福山教授らは、神経活動が高まると細胞から水が出入りして細胞の形が変化すると考えた。水分子がゆっくりと無秩序に拡散するブラウン運動は、その変化を反映するとみて実験。6人に光の点滅を2分半見せ、大脳皮質にある視覚をつかさどる領域で細胞内外の水分子のブラウン運動をMRIで観察した。
その結果、従来の方法より平均2?3秒早く変化をとらえた。
福山教授は「ブラウン運動を観察することで、実際の神経活動を正確に見ることができた」と話した。
研究結果は米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。
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| 2006年5月17日(水) |
| 無題 |
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生命:星の材料からアミノ酸のもと
星の材料を再現した氷状の混合物に宇宙を飛び交うのと同じ高エネルギーの放射線を当て、アミノ酸のもとになる複雑な有機物を作り出すことに小林憲正・横浜国立大教授(分析化学)らの研究グループが成功した。アミノ酸は生命活動を支えるたんぱく質を構成する物質で、生命の素材が宇宙で作られたとするシナリオを裏付ける成果だ。千葉市で開催中の日本地球惑星科学連合大会で17日に発表する。
研究グループは、宇宙で星が形成される場となる暗黒星雲を構成するメタノール、アンモニア、水の混合物を液体窒素で氷点下約200度に凍らせた。暗黒星雲は同約260度と極低温のため、その状態に近づけた。
放射線医学総合研究所(千葉市)で、この氷状物質に高エネルギーの放射線を照射すると、数時間で有機物が生じた。有機物の分子はアミノ酸の約20倍の重さがあり、水に溶かすと数種類のアミノ酸ができた。この有機物は熱や放射線に強く、アミノ酸が単独で存在するより壊れにくいことも分かった。
地球の生命は約38億年前に海で誕生した。従来は、紫外線や雷などの作用で大気から生じたアミノ酸などが生命の素材になったとされていたが、最近は、原始大気はアミノ酸が生じにくい組成だったとする研究も多い。
研究グループは、宇宙空間で生成された有機物がいん石やすい星に取り込まれて地球に運ばれ、海で進化して生命が誕生したというシナリオを提案している。
実際に、いん石やすい星からは複雑な有機物が見つかっており、小林教授は「宇宙で生成される有機物の具体的なイメージが初めてつかめ、地球外で生命の素材が作られたことを示すことができた」と話している。【須田桃子】
毎日新聞 2006年5月17日 3時00分
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| 2006年5月16日(火) |
| ステロイドは小児喘息を抑えることができるが、経過を変えることはできない |
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ステロイドを使用する就学前小児の成長速度が一時的に鈍化することが2件の臨床試験のうち1件で示されたことを受けて、こうした患者におけるステロイド使用については臨床的に判断することを論説委員が提唱
Laurie Barclay, MD
Medscape Medical News
Reviewed by Gary D. Vogin, MD
【5月10日】コルチコステロイドは喘息の症状を抑制するが、現象を変更することはないという2件の試験結果が、『New England Journal of Medicine』5月11日号に発表された。就学前の小児ではステロイド使用で成長速度が一時的に鈍化するので、こうした患者に対するステロイド使用の指針となる臨床判断の利用を論説委員は勧めている。
「喘息リスクの高い就学前小児への吸入コルチコステロイドでその後の喘息発症を変更できるかどうかは判っていない」と、アリゾナ大学(ツーソン)のTheresa W. Guilbert, MDらが記述している。「これまでの試験においてコルチコステロイド吸入の中断後にも喘息に対する持続効果を示すことができなかったのは、この介入を始める時期が生涯において遅すぎた可能性があるからだと、われわれは考えた。そこで、喘鳴を頻発する高リスク小児におけるその後の喘息発症を、持続性疾患と慢性の肺機能障害が発現するよりも前の早い段階でコルチコステロイド吸入を始めることで阻止できるかどうかを確かめる目的で、Prevention of Early Asthma in Kids(PEAK)試験を実施した。」
このPEAK試験では、喘息予測指数が陽性である2-3歳の小児285例を、プロピオン酸フルチカゾン88μgの吸入治療を1日2回行う群と、プラセボの群にランダムに分けて2年間治療を行い、治療を中止してから1年間を追跡調査した。主要エンドポイントは観察期間における無発症日数の割合である。
観察期間においては、無発症日数、悪化回数、肺機能について両群間に有意差がなかった。治療期間においては、フルチカゾン使用群はプラセボ群に比べて、無発症日数の割合が増加し(P=0.006)、悪化率が低下し(P<0.001)、予防薬の補助的使用率が低下した(P<0.001)。
フルチカゾン群の身長はプラセボ群に比べて、24カ月後では1.1 cm低く(P<0.001)、試験終了時では0.7 cm低かった(P=0.008)。フルチカゾンによって治療期間中の症状と悪化回数は減少したが、成長に鈍化が見られた。ただし、この鈍化は一過性のもので、進行性ではなかった。
「喘息のリスクが高い就学前小児に2年間の吸入コルチコステロイド治療をしても、3年目の無治療期間における喘息症状発現および肺機能に変化が見られなかった」と著者らは記している。「今回の所見は、吸入コルチコステロイドは活動性の疾患を抑制する目的では使用可能だが、高リスクの就学前小児の喘息の予防に使用すべきではないことを示している。」
この試験は米国立心臓肺血液研究所(NHLBI)の支援を受けている。著者らの情報公開によれば、一部の著者はフルチカゾンの製造元であるGlaxoSmithKline社、Innovia Educational Institute、AstraZeneca社、SOMA Medical Education、Antidote社、Genentech社、嚢胞性腺維症基金、Aerocrine社、Novartis社、Sanofi-Aventis社、Merck社、Ross Pharmaceuticals社、Altana社、Dey社、Wyeth Pharmaceuticals社、Pfizer社、MediciNova社、Dynavax Technologies社、Greer Laboratories、Eli Lilly社、Boehringer Ingelheim Pharmaceuticals社、Centocor社、Ono Pharmaceuticals社、ネブラスカ大学Food Allergy Research and Resource Program、Agennix社、Atherogenetics社、Kling Pharmaceuticals社Research and Development、Abaris社、Schering-Plough社、Fetzer社との間に関連する財務関係を持つ。
もう一件の試験であるPrevention of Asthma in Childhood(PAC)試験はコペンハーゲン大学病院(ゲントフテ)のHans Bisgaard, MD, DMSciが率いるプロスペクティブ(前向き)二重盲検ランダム化対照比較試験であり、喘息の診断を持つ母親からの幼児において、前喘息性の発症に応じた吸入コルチコステロイドの間欠的治療が持続性喘鳴の進行を予防ないしは遅延できるかどうか、また症状に対して即時的な効果があるかどうかが検討された。
登録した1カ月齢の乳児411例をランダム化して、294例を吸入ブデソニド(400μg/日)に、残りをプラセボに割り付けた。試験薬の投与は、喘鳴発症が3日間続いたら開始した。主要エンドポイントは無症状日数であり、二次エンドポイントは喘鳴持続が理由で投薬中止に至るまでの日数と安全性であり、安全性は3年間の試験期間終了時に身長および骨密度に基づいて評価した。
無症状日数の割合は、ブデソニド群が83%、プラセボ群が82%であった(絶対値差は1%、95%信頼区間[CI] -4.8%から6.9%)。持続性喘鳴が起きた者の割合はブデソニド群が24%でプラセボ群が21%であった(ハザード比 1.22、95%CI 0.71から2.13)。この所見にアトピー性皮膚炎の有無による影響はなかった。両群とも急性発症の平均日数は10日間であり、呼吸器ウイルス感染の有無とは独立していた。治療による身長・骨密度への影響はなかった。
「間欠的コルチコステロイド吸入療法は、喘鳴が一過性に発症する生後3年間において、喘鳴の一過性発症から持続性への進行に対して効果がなく、短期の有効性も見られなかった」と著者らは記している。「治療への反応は、アトピー性皮膚炎や呼吸器ウイルス感染の有無とは無関係であった」。
この試験の限界としては、多くの小児が前喘息症状を有していても喘息を発症しないことによる交絡があること、コンプライアンスが不完全であること、治療サイクルの開始がうまくいっていない可能性があることが挙げられる。
「今回の結果は、定期的な吸入コルチコステロイド療法は喘鳴が持続するようになった若年小児への治療法としてとっておかなければならないのに、一過性発症の喘鳴の治療として短期の吸入コルチコステロイドが広く使用されていることに対して警告を与えるものである」と著者らは述べている。
この試験は、AstraZeneca社、LEO Pharma社、Pharmacia-Pfizer社、Yamanouchi Pharma社の支援を受けている。Bisgaard博士は、Aerocrine社、ブデソニドの製造元であるAstraZeneca社、Altana社、GlaxoSmithKline社、Merck社、MedImmune社との間に関連する財務関係があることを情報公開している。
関連する解説記事において、ブリンガム女性病院とハーバード大学医学部(マサチューセッツ州ボストン)のDiane R. Gold, MD, MPHとAnne L. Fuhlbrigge, MDが、PEAK試験には肺機能発達と気道反応性に対するコルチコステロイドの影響に関する情報がないと述べている。しかし、喘息リスクが高い特定の小児患者群に対しては1日2回の吸入コルチコステロイドの使用を強く支持している。
論説委員の意見によれば、PAC試験は「小児患者におけるコルチコステロイド療法の利用に関する米国喘息教育予防プログラムの現行のガイドラインを無視する正当な理由にはなっていない」。
「今回の2件の臨床試験は、吸入コルチコステロイドによって持続性または重症な喘鳴を抑制することはできるが、小児の喘息経過を変更することを期待してこの種の薬物を使用すべきではないというエビデンスを追加するものである」とGold、Fuhlbrigge両博士は述べている。「生後の早い段階での治療にはリスクが伴う可能性があるので、2歳未満の小児への長期治療の対象は慎重に選ぶ必要がある。この治療に反応する可能性の高い幼弱小児の選別に関する優れた基準が登場するまでは、幼弱小児に対してコルチコステロイドするかどうか、または使用する長さについての臨床判断に大きな変化はない。」
この解説記事は米国立アレルギー感染症研究所と米国立環境衛生科学研究所の支援を受けているが、著者らの情報公開では関連する利害関係はない。
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| 2006年5月12日(金) |
| 緑茶効果、米FDA認めず 心血管疾患のリスク減少 伊藤園の表示許可申請に |
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記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2006年5月12日】
緑茶飲料メーカー大手「伊藤園」(東京)と同社の米国現地法人が、緑茶成分カテキンによる心血管疾患のリスク減少効果について、商品への表示許可を米食品医薬品局(FDA)に申請、「信頼できる科学的根拠はない」として棄却されたことが11日、分かった。
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| 2006年5月9日(火) |
| 吸わない人は歯が丈夫 たばことの関係を初調査 |
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記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2006年5月9日】
40歳以上の男性で喫煙しない人は、習慣的に喫煙している人と比べ、自分の歯が20本以上ある人の割合が高い-。厚生労働省が8日公表した国民健康・栄養調査では、喫煙習慣と歯の状況の関係を初めて調べた。
それによると、喫煙者の場合、歯が20本以上の人は40代で90・7%いるが、50代は71・5%と減少。70歳以上は22・2%しかいない。
一方、非喫煙者は40代92・6%、50代88・1%と減少幅が小さく、70歳以上も32・3%は歯が20本以上あった。
過去に喫煙習慣があったがやめた場合は、50代、60代、70歳以上の各年代とも、歯が20本以上ある人の割合が喫煙者より高く、非喫煙者より低かった。
同様に50代以上の各年代で、「何でもかんで食べることができる」と回答した人の割合は非喫煙者が最も高く、喫煙をやめた人、喫煙している人の順に低下した。
習慣的な喫煙者の割合は、男性では最も高いのが30代の57・3%で、女性は20代と30代の18・0%だった。
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| 2006年4月20日(木) |
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結石治療で糖尿病の危険 米調査、膵臓細胞を損傷か <1>
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2006年4月20日】
【ワシントン19日共同】体の外から衝撃波を当て、腎臓などにできた結石を細かく砕いて尿に排せつさせる「体外衝撃波結石破砕術(ESWL)」を約20年前に受けた人は、糖尿病を発症する危険度が薬物治療に比べ約4倍高いとの調査結果を、米メイヨークリニック(ミネソタ州)のチームが19日までに、米医学誌「泌尿器科学」に発表した。
衝撃波が膵臓(すいぞう)のインスリン分泌細胞を傷つけた可能性が考えられるという。手術をせずに結石を取り除けるESWLは日本でも広く普及し、副作用も少ないとされている。糖尿病との関連が浮上したのは初めてという。
調査対象の患者は小型プールに入って治療を受ける旧式の装置を使った。チームは、最近普及した新型装置でも同様の影響があるのか調べる必要があるとしている。
1985年に同病院でこの治療を受け、2004年にアンケートに答えた288人(治療時は平均48歳)のうち、治療後糖尿病になった患者は48人(17%)。これに対し薬物治療を受けた同人数のグループでは糖尿病は19人(7%)で、体格の変化などの影響も考慮し算出した発病の危険度は、ESWL群が約4倍高かった。
チームは「この治療法は患者の時間を節約できる利益も大きい。危険も理解した上で実施するかを総合的に判断すべきだ」と指摘している。
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| 2006年4月20日(木) |
| 無題 |
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提供:Medscape
腸管細菌叢の異常との関連が考えられる。牛乳アレルギーは以前考えられていたよりも少なく、再投与試験で確定診断する必要がある
Laurie Barclay, MD
Medscape Medical News
Reviewed by Gary D. Vogin, MD
【4月17日】乳児の直腸出血は通常、自然治癒するものであり、腸管細菌叢の異常に関連する可能性があることを示す研究結果が『Pediatrics』4月号に報告された。牛乳アレルギーは以前考えられていたよりも少なく、再投与試験で確定診断する必要がある。
「直腸出血の症状は警告を発するものであり、詳細な検査が必要である」とタンペレ大学病院(フィンランド)のTaina Arvola, MD, PhDらは記している。「乳児における直腸出血は主に過敏症によって説明されてきた。食事で摂取した抗原に加え、腸管内細菌が未成熟の腸粘膜を攻撃している」。
研究者らは2年間にわたりタンペレ大学病院小児科において、肉眼的な直腸出血を伴う連続する乳児40例を検討した。乳児は平均で生後2.7カ月であり、68%は母乳栄養だけを受けていた。試験登録時、牛乳除去食摂取群(n=19)または従来食継続群(n=21)に乳児を無作為に割り付け、1カ月間試験を行った。評価項目は、結腸鏡検査所見、便細菌培養、選択した腸管細菌属の蛍光in situハイブリダイゼーション、便中エンテロウイルス・ロタウイルス・アデノウイルスの特異的検出、便中ウイルスの電子顕微鏡検査、粘膜中ウイルスの電子顕微鏡検査、SCORAD法(アトピー性皮膚炎の症状スコア)によるアトピー性湿疹の重症度(該当する場合)、血清中総IgE値および特異的IgE値、牛乳・卵・小麦に関する皮膚プリック検査であった。牛乳アレルギーの診断には、除去・誘発試験を用いた。
患者40例中5例は入院しており、他の患者は外来治療を受けていた。追跡調査のための来院は試験登録1カ月後と1歳時に計画された。対照被験者は健康な乳児64例であり、年齢および便検体採取時期を1カ月以内の範囲で一致させた。
追跡調査期間中、32例(80%)の乳児に血便がみられた(平均2.1回/日、範囲1-15回/日、直腸出血がみられた平均日数6日)。典型例では血便が不規則に生じたため、最後の直腸出血が発現するまでの平均期間は、本試験参加から24日(範囲1-85日)であった。診察時または追跡調査期間中、38%の乳児でアトピー性湿疹が認められた。特異的IgE濃度の上昇または皮膚プリック検査陽性が認められるのはまれであった。本試験参加時および追跡調査期間中、乳児の発育は正常であった。
結腸鏡検査では限局性粘膜紅斑およびアフタ性潰瘍形成の所見が典型的にみられ、正常な粘膜所見を示す患者は半数未満であった。肛門直腸の裂溝や結腸ポリープは認められなかった。光学顕微鏡検査では、急性炎症または炎症後状態を伴うものの、全般的に良好な粘膜構造所見がみられた。
患者7例(18%)は牛乳アレルギーと診断されたが、牛乳除去食にしても直腸出血の期間に影響しなかった。患者8例では、結腸上皮の微小絨毛層にウイルス粒子が凝集しており、電子顕微鏡検査では結腸上皮細胞表面のウイルス粒子(直径30nm)が明らかとなった。便培養の結果はサルモネラ属、赤痢菌属、エルジニア属についてすべて陰性であった。患者1例の便でCampylobacter jejuniが検出された。便培養結果はClostridium difficileでは4例、黄色ブドウ球菌では8例、酵母では2例の患者が陽性であった。
診察時におけるアトピー性湿疹および病理組織学的に確認された結腸粘膜炎症は、1歳時もなお持続する牛乳アレルギーと関連していた。消化管愁訴または肉眼的な血便のみられる患者はいなかった。
「乳児の直腸出血は一般に良性で自然治癒する」と著者らは記している。「患者の大半は原因不明である。一部の患者ではウイルスとの関連が認められる」。
これらの患者における牛乳アレルギーは以前考えられていたよりも少ない、と著者らは指摘する。
「従って、牛乳アレルギー診断における偽陽性例数を少なくするためには、牛乳除去食摂取中に症状が消失した乳児に牛乳再投与試験を行うことが不可欠である」と著者らは結論付けている。
本研究はタンペレ大学病院の医学研究基金およびフィンランド・アカデミーの支援を受けた。著者らは関連する財務関係がないことを公表している。
Pediatrics. 2006;117:e760-e768
Medscape Medical News 2006. (C) 2006 Medscape
(m3.com編集部注:)
・Rectal Bleeding in Infancy: Clinical, Allergological, and Microbiological Examination -Pediatrics. 2006;117:e760-e768
・Pediatrics
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| 2006年4月20日(木) |
| 無題 |
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急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に対する全身コルチコステロイド治療が適切かどうかは論争の的となっています。 この文献は、ARDS患者180人を対象にしてプラセボとメチルプレドニゾロンの有効性を比較した試験結果を報告しています。 この試験ではARDS発現7-28日以内にメチルプレドニゾロンまたはプラセボが投与されました。 試験の結果、メチルプレドニゾロンとプラセボでの60日時点と180日時点での死亡に有意な差は認められませんでした。 この結果からARDSには全身性コルチコステロイド治療はすべきでないと考えられました。
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| 2006年4月19日(水) |
| 無題 |
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nature 2006年4月13日号
Vol.440 No7086 / P.944-948
活性酸素種はインスリン抵抗性のさまざまな形態においてその原因となっている
Nicholas Houstis1,2,3, Evan D. Rosen1,4 and Eric S. Lander1,2,3,5
1. Broad Institute of MIT and Harvard, Cambridge, Massachusetts 02141, USA
2. Department of Biology, Massachusetts Institute of Technology, Cambridge, Massachusetts 02139, USA
3. Whitehead Institute for Biomedical Research, Cambridge, Massachusetts 02142, USA
4. Division of Endocrinology, Department of Medicine, Beth Israel Deaconess Medical Center, Boston, Massachusetts 02214, USA
5. Department of Systems Biology, Harvard Medical School, Boston, Massachusetts 02115, USA
Correspondence to: Evan D. Rosen1,4Eric S. Lander1,2,3,5 Correspondence and requests for materials should be addressed to E.D.R. (Email: erosen@bidmc.harvard.edu) or E.S.L. (Email: lander@broad.mit.edu).
インスリン抵抗性は2型糖尿病の主要な特徴であり、広範なほかの臨床的および実験的状況に特徴的にみられる。なぜそのような多くの状況でインスリン抵抗性が生じるのかについては、ほとんど知られていない。インスリン抵抗性の引き金となるさまざまな原因は、共通の機序を介して作用するのだろうか。あるいは、これまで示唆されてきたように、それぞれ異なる細胞内経路によっているのだろうか。本論文では、インスリン抵抗性の2つの細胞モデルのゲノム解析について報告する。モデルの1つはサイトカインである腫瘍壊死因子-α処理によって、もう1つは糖質コルチコイドであるデキサメタゾン処理によって誘導されるものである。遺伝子発現解析により両モデルとも活性酸素種(ROS)レベルが上昇していることが示唆され、我々は細胞の酸化還元状態の測定によってこれを確認した。ROSは以前からインスリン抵抗性に関与していることが示唆されていたが、原因として働いていることを示す証拠はわずかであった。我々は、ROSレベルを変化させるようにデザインされた6つの処理法を用い、細胞培養でこの仮説を検証した。処理に使われたのは2つの小分子と4種の導入遺伝子で、程度はさまざまだがそれらすべてがインスリン抵抗性を改善させた。これらの処理法の1つを肥満のインスリン抵抗性マウスで試験したところ、インスリン抵抗性およびグルコース恒常性を改善させることが示された。これらの知見から、多くの状況においてROSレベルの上昇がインスリン抵抗性の重要な誘因となっていると考えられる。
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| 2006年4月19日(水) |
| 若い母親から生まれた人は100歳以上まで長生きする確率が高い |
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シカゴ大学のLeonid GavrilovとNatalia Gavrilova夫妻による調査の結果、25歳未満の若い母親から生まれた人はより高齢の母親から生まれた人よりも100歳以上まで長生きする確率が2倍高いと分かりました。
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| 2006年4月19日(水) |
| ケトン食療法は筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行を抑制する |
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筋萎縮性側索硬化症(ALS、ルーゲーリック病)の神経細胞死の原因は不明ですが、ミトコンドリア機能不全が重要な役割を担っているようです。ケトン体はミトコンドリアでのエネルギー生成と膜安定化を促します。 (8段落, 701文字) 2006年4月3日のBMC Neuroscience誌に、ALSモデルマウスに対する高脂肪・低炭水化物のケトン食療法の影響を調べた結果が発表されています。 実験の結果、ケトン食を与えなかったALSマウスに比べて、ケトン食を与えたALSマウスでは、ベースラインに比べて運動機能が50%低下するまでの期間が25日間延長しました。 またケトン食を与えたALSマウスの方が体重が4.6g重くなっていました。 さらに、脊髄の運動神経の数もケトン食を与えたALSマウスの方が多くなっていました。 ALSにおける神経細胞死ではミトコンドリアの機能不全が中心的な役割を担っていることから、ミトコンドリアのATP生成と神経保護に対する主要なケトン体・D-â-3 hydroxybutyrate (DBH) の役割も調べられました。 この結果、DBHは、ロテノンを介したミトコンドリアcomplex Iの阻害を予防しました。また、DBHは、脊髄運動神経に対するロテノンの神経毒性も抑制しました。 以上より、ケトン食によってALSモデルマウスの症状や生物学的な徴候の進行が抑制できること分かりました。ミトコンドリアの呼吸鎖(respiratory chain)におけるcomplex Iの阻害をバイパスし、ATP合成を促進するケトン体の作用がケトン食のALS進行抑制効果の源であると考えられました。 ‥> News Source+ Study finds a high caloric diet may prevent the progression of amyotrophic lateral sclerosis / EurekAlert ‥> ReferenceA ketogenic diet as a potential novel therapeutic intervention in amyotrophic lateral sclerosis. BMC Neuroscience 2006, 7:29 doi:10.1186/1471-2202-7-29
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| 2006年4月8日(土) |
| タバコは糖尿病のリスクを高めます |
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18-30歳の男女4,572人を対象にした15年間の追跡調査の結果、能動、受動を問わず、喫煙は糖尿病の前駆状態である耐糖能異常のリスクを上昇させると分かりました。
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| 2006年3月29日(水) |
| 日本語 |
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膀胱尿管逆流と急性腎盂腎炎の小児患者に抗生物質の予防的投与は必要ない
[ 訳語付き英語原文へ ]NEW!
提供:Medscape
ランダム化試験の1年間の追跡によれば、軽症/中等症の膀胱尿管逆流では急性腎盂腎炎後の尿路感染、腎盂腎炎、腎瘢痕が増加しなかった
Laurie Barclay, MD
Medscape Medical News
Reviewed by Gary D. Vogin, MD
【3月23日】急性腎盂腎炎を伴う膀胱尿管逆流(VUR)の小児患者に抗生物質の予防的投与は必要ないというランダム化試験の結果が、『Pediatrics』3月号に発表された。
「VUR患者に対しては、尿路を無菌に保って急性腎盂腎炎の発症と腎瘢痕の形成を防ぐことを目的として、抗生物質を長期間投与する」と南フロリダ大学(タンパ)のEduardo H. Garin, MDらが記述している。
「VUR患者に対する現在の治療選択肢は、手術による逆流の修正か尿路抗生物質の予防的使用のいずれかである。尿路抗生物質の予防的使用を、経過観察および尿路感染(UTI)の迅速治療に比較したランダム化プロスペクティブ(前向き)試験はこれまで行われていなかった」。
今回の試験では、VURを伴う急性腎盂腎炎または伴わない急性腎盂腎炎の3カ月齢から18歳までの患者236例をランダ | | |